平成17年度 運動方針


− 本方針は平成17年2月26日に行われた県連大会によるものです −

組織広報委員長 森田英二


県民から広く信頼され、期待される『県民政党』になろう!


 咋年は、7月の参議院と11月の知事選で、私たちはわが党公認・推薦候補を次々と落選させてしまった。  極めて残念な結果となってしまったが、このことはわが党への大きな試練と真撃に受け止め、次なる選挙への大いなる反省と奮起につなげなければならない。
 県民がわが党候補者に示した判断は、ある意味ではわが党への評価とも言える。その意味で、この際、候補者選定の手順も含め、組織や体制の自戒はもとより、全面的な党体質の改善に向け、開かれた県民政党として思い切った刷新をしなければならないと位置づけるべきものと考える。
 そのうえで、党の体質をもっともっとオープンに、県民に常に開かれた政党となって、県民から広く信頼を得、期待される政党として、早期に再生を果たし、次回以降の選挙戦では必勝を期す。
 ここに向けて、党員・党友各位の一致団結の取り組みを心からお願いするものである。



1、党のイメージを変えよう

 本来政治とは、国民や県民の心に希望の灯をともし、その行く先を指し示すものであったと思う。
 そのためにも、県民を前に大いに夢を語ることで、県民が安心し、納得のうえで政治家がリードしていく姿こそが、政治の原点であったはずだ。
 しかし今、果たして政治が県民にどう写っているか。政治不信は渦巻き、政治・政党離れが言われて久しい。今、政治は信用を失い、国民からはあきらめの境地にあると言っても過言ではない。そんな中で、いやこんな時だからこそ、政権与党たるわが党が、国民県民の不満や不安を正面から受け止め、そこに大いに耳を傾けるときだとも思う。
 特に、わが党も含めた政界においては、常に政治と金を中心にダーティーでスキャンダラスなイメージがつきまとってきた。ここがまさに、わが党のアキレス腱でもあった。
 今、党本部でも、このことをしっかり見据えて、真創に『聖域なき自民党改革の断行』に着手しようとしている。  皆さんに今日配布しました資料の1つに、去年の秋、党県組織広報委員会で実施した県民意識調査結果がありますが、そこにまさに、わが党に付きまとうイメージが、赤裸々に語られています。
 しかし、そんな中であっても、わが党や政治そのものに対する建設的な期待感はまだまだ健在でもあります。政治に信用を取り戻し、そしてわが自民党への信頼を再ぴ獲得するには、党の抜本的な町薪を置いてないとも言える。
 政策論争も去ることながら、まず、党体質と党イメージの刷新こそが、党再生への原点と位置づけ、全党員・党友がこうした自覚の上に立って、一丸となってこのことに遭進しなければならない。
 前会長は、このことに人一倍腐心し、今後の県連運営の柱として、県連改革の道しるべをうち立てた。今、ここに新しい県連会長の誕生を党再生への出発点と位置づけてはどうか。そして昨年の臨時大会で採択・策定された、『県連改革アクションプラン』を着実に実行に移すことで、1日も早い党イメージの刷新と、新しい組織へのリニューアルを果たすことがいかにも肝要と考える。

 今こそ、党員一丸となって、党のイメージを変えようではありませんか。



2、組織の充実と党勢の拡大を果たそう

 本県では今年、国・県レベルでの選挙は無い。その分、じっくりと党内の組織体制の充実と、党勢の拡大に取り組める時とも言える。
 党組織の基盤は今更言うまでもなく、党員個々人にあり、その党の体質はと言えば党員の資質とも言い換えられる。政策の良否もさることながら、党の魅力はその党に集う党員の人柄や人間性の評価そのものとも言える。
 まずはそこを十分に自覚し、自分は党広報の看板だ、との自覚をもって行動し、党員の勧誘を行い、党勢の拡大をわが事として考えてもらいたい。
 党の存亡はやはり、党員数が根幹であり、今年の重点目標もまた、「党員の獲得」を当委員会の最大テーマとしている。
 そこで次の各項に重点を置く。

(1)継続党員をまず確保する

 何と言っても長年、党を支え続けて来て下さっているのは職域党員も含めた継続党員にある。その方々を中心にまず党への理解と協力を再度訴え、今後ともの更なる力添えの協力をお願いする。そのためにも、市町村支部においては地域活動を一屑活性化させ、顔の見える党運営に各々、大いなる努力をお願いしたい。
 そこでマンネリ化し、沈滞した支部活動を活性化させるため、県連や党本部とよく連携しながら、積極的に「タウンミーティング」等の新企画の導入も行っていく。
 そして、党の信頼と看板である長年の継続党員により、これらの新企画行事等を通じて地域の人望家や実力者をわが党に勧誘することで、党としての一層の厚みを増す努力を継続することとする。

(2)青年・女性党員の増強をはかる

 いつの時代も、次の時代を担うのは青年である。そして、地道な活動の典型は女性であり、その熱心さにはいつも頭が下がる。
 そこで今後は青年・女性向けの運動メニューをもっと多く展開する必要がある。そして党広報へのアクセスも、ホームページの充実・活用などでIT世代ともっと密な連携をとる努力も行う。 そして、各種勉強会や大会なども青年・女性が合同で行うなど、両組織の交流や連虜で互いの人的な相乗効果とフレッシュな政策の立案をねらう。
 そして、そこから"新生自民党"の発信を行い、党の理念・政策はもちろんキープしながらも、次世代との感性の同化をはかっていく。
 具体的には、考えられるあらゆる企画の提案を受け、それを実行に移すことから、まず若者や女性が進んで参加しやすい党へと変身をはかる。

(3)友好団体等との積極的交流を行う

わが党と以前から友好な関係にある団体や組織との情報交換や政策協議をもっと密に行うことで、日頃からの人的交流とか、境場によりマッチした政策の行政への反映等にも積極的な行動を展開していく。
併せて、新しい職域、例えば社会の高齢化に伴う福祉・健康領域や環境といったニュービジネス産業などの各種団体等とも積極的な交流をはかる。
このことで新しい領域の業界や職域の方々と、政策や信頼関係を築くことで、党としての更に一層の広がりを築いていく。



3、広報活動の充実をはかる

 優位に立とうと思えば、世の中は常に宣伝合戦。わが党も組織の拡大や、充実のためには、その広報活動をもっと工夫をしたうえで盛んにし、質的にも洗練したものにする必要がある,。
 党員であるなしに拘わらず、わが党の理念や政策を支持して下さる方々はまだまだ多く、県下の隅々にまでそのファン層には広がりがある。
 しかし方、そうした支援者の中には、先端機器を活用し情報収集をする世代の方もいるかと思えば、T.V情報、新聞情報、ビラ情報、宣伝カーによる情報、更には、噂も含めた耳学問のみの方も居る。
 だからこそ、ありとあらゆる各界各層、県民を広く網羅した広報活動を行うことで、私たちの情報を早く、正確にできるだけ直接に伝えることが大切となる。県民政党を標樗するならなおさら、党内をオープンに、意思決定の過程を県民に常に公開・公表していかなければならない。
 そこで、昨年は、1年を通じて、選挙の有無に拘わらず年中通して党の広報カーを県内津々浦々にまで運行を実施し、県政の状況や党情を報告して回った。
 特に地方に住む党員からは、党の広報カーの声を聞いて安心した、という反響もいただいた。今年も、費用対効果も勘案のうえ、可能な限り継続して実行したい。
 併せて、党県連のホームページの運用体制も整備する。こちらからの県民へのアピールと同時に県民からの声も聞くことで、双方向での親近感持てる党ともなれる。昨年来の課題であったが、この点は未だ未整備で反省が残る。
 一方、県議会からは、各議会終了ごとに自民党会派からの刊行物として、年4回を目途に、県政の状況を党活動を中心に広報を行っていく。今日、資料としてお配りしたように、これには、昨年の12月議会報告から着手した。今後とも、あらゆる手段と工夫で、広報の充実をはかる決意である。
 とは言え、やはり、党の広報は県内の党員約1万6,000人が、県民1人1人と対話をし、信頼関係を築くことが原点と言えます。党員の皆さんの一層の奮起を期待するものです。

 なお、本年は立党50周年に当たり、党本部の催す記念事業が多く予定されており、そこにも積極的に連携していく。
 その際わが県連も、「日本の夢づくり道場」や「北方領土返還国民世論喚起行動」等にも全国展開の一員としてのその使命を果たしていく。
以上